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2017年7月21日 (金)

不思議な絵画に引き寄せられて。

僕が美術館に行ったりするのは

単に好きな絵画が見たくて行く目的もありますが

やはりジャンルは違えど

創作するエネルギーやアイデアに触れて

自分の音楽に活かしたいからなんです。

話は少し戻って

7月上旬のライヴラッシュのど真ん中

京都ミューズホールの次の日に

悠太朗を誘って兵庫県立美術館まで行ってきました。

170706

170707

『ベルギー奇想の系譜展』

特別ベルギーという国に思い入れがある訳でもなかったのですが

不思議なヒエロニムス・ボスの絵に惹かれたのです。

14世紀から15世紀の中世末期

ベルギーのフランドル地方を中心に

写実主義的描写に幻想的な絵を加える絵画が発達

この絵画を描いたヒエロニムス・ボスの世界観が

”奇想の系譜の原点”として出発します。

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時代的にキリスト教での教え

神、天国、地獄、聖霊・・・を視覚化することによって

不思議な怪物は絵の中で生まれていったということです。

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この世界観が

後のシュルレアリスムを代表する画家

ルネ・マグリットに引き継がれているのかと言うと

正直わからないですが

マグリットがベルギーの出身であり

言葉のみで解釈するところの

写実的なもの中に幻想的なものを描写するは

当てはまっているような気がしますね。

170703

19世紀から20世紀初頭には

「象徴主義」と名付けられ

そこからシュルレアリスムや現代アートにまで

影響を及ぼしたとされる

このベルギー美術の歴史は

ヨーロッパにおける様々な国の支配や戦争

同じ国の中で存在する言語の違い(オランダ語やフランス語)

そこから混ざり合ったであろう文化や情報

ベルギーのアイデンティティは

こうした複雑な環境によっても生まれたのではないかと思います。

もちろん僕は研究家でもなんでもないので

ベルギーの奇想の系譜を順に追うことによって

個性的な創作のエネルギーを感じ

芸術というものは

たくさんの背景から生まれ来るものなのだと。

それは音楽においても

同じであろうと強く感じた訳ですね。





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