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2015年11月18日 (水)

春信一番!写楽二番!

今年、4回目の美術館巡り

大阪あべ のハルカスの美術館へ行ってきました。

Ukiyoe_2

『フィラデルフィア美術館浮世絵名品展 春信一番!写楽二番!』

と題され江戸時代における

浮世絵版画の発展する流れを

第一章~第五章にまで分けて

丁寧に展示と解説がされていました。

しかし、日本の浮世絵が

フィラデルフィアで保管されているっていうのも驚きですが

それが日本へ「里帰り」っていう表現も面白いものです。

さて僕が何故この展覧会に興味を持ったかというと

浮世絵全体にという事ではなく

東洲斎写楽に興味があったのです。

それも写楽の・・・

Syaraku  

「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」

これが大好きだったのです.

それも子供の頃から。

何故かこの絵に惹かれていて

でも実際に生で見た事がなかったので

このチャンスを逃したくなかったのです。

写楽もダヴィンチと同様謎が多い人。

たった10ヵ月で約130ほどの役者錦絵を残して

姿を消した謎の絵師とされています。

作風はそれまでの絵師に比べて

特徴を誇張して書くデフォルメという手法が見られます。

間近で見れて大満足でしたよ。

ちなみに版画で大量生産することによって

当時たくさんの人たちが購入したらしいです。

今でいうアイドルのポスターや生写真って事なんですね。

なるほどねぇ、いつの世も一緒だ。

今回の展覧会は写楽だけでなく

江戸時代200年分の浮世絵版画が並んでおり

その画風や色付けの歴史を知る事もできます。

タイトルにもなっている鈴木春信は今回初めて知りましたが

喜多川歌麿や葛飾北斎『富獄三十六景 凱風快晴』など

学生の時に習った名前の浮世絵もたくさんあって

見ごたえありでした。

Hugaku

1800年代の中頃になると

歌川国芳の動物戯画『かごのとりすずめいろどき』のような

人間の格好をした雀を描いたユーモアのある作品もあったり

絵をタッチがどんどん現代に近付いていく様は

かなり興味深いものでした。

最後にはモニターで

版画を刷る職人さんの技を解説されていて

その奥深さも知れる事が出来ました。

じっくりと時間を掛けて見て大満足。

最後には江戸兵衛クリアファイルまで買って(笑)

展覧会へ行ったらポストカード、クリアファイル

そしてかなり気に入ったら公式図録を買う

というのが僕のパターンとなりつつあります。

この『フィラデルフィア美術館浮世絵名品展』は

あべのハルカス美術館にて12月6日(日)まで

やってますので興味のある方は是非どうぞ。

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