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2015年10月22日 (木)

『タヴォラ・ドーリア』の謎。

僕にとって今年の秋は『芸術の秋』。

美術館で絵画に触れる機会が多くなっております。

今日はピアニストの小山さんのお誘いで

伊藤君と3人で京都文化博物館へ行ってまいりました。

15102101_2実はこの3人

以前より『勉強会』と称する

情報交換会をやっておりまして

集まったらお茶をしながら

長く会話が続くメンバーなのです。

さてさて・・・

京都文化博物館で開催されているのは

”レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展”

僕は今日行くまで知らなかったのですが

レオナルド・ダ・ヴィンチの唯一の戦闘画で

未完に終わった大壁画「アンギアーリの戦い」と

作者不詳の「タヴォラ・ドーリア」との関係の謎・・・

500年前のイタリア美術史のミステリーに迫っています。

レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロが

シニョリーア宮殿の壁に描こうとした大壁画は

結果的に両方とも未完で終わりました。

(ダヴィンチの場合は油彩の不具合が原因だったらしい)

そしてその途中まで描かれた絵は

その後、約50年そのままに壁に残っていたそうです。

しかしその未完の”躍動する戦闘画”は

後進の画家たちに多大な影響を及ぼし

この絵を模写したり手法を利用した作品が多数現れました。

15102102

その中のひとつ「タヴォラ・ドーリア」は

作者不明となっておりますが

ダヴィンチと同じ時期に生きた16世紀の画家が

書いたものだという事は証明されています。

そしてその画家はダヴィンチ本人という可能性もある訳で

これがまたこの作品を興味深いモノにしています。

かなり掻い摘んで書いてます(笑)。

なかなか探っていくと深そうですよ。

この展覧会は

”ダヴィンチの作品を単に観る”というよりは

彼が残した素描や考え方、言葉などを検証しながら

”万能の天才”ダヴィンチの謎に迫って行こうという趣旨のものでした。

全く予備知識がない方には

15分ほどのビデオコーナーが出口近くにあるのですが

先にそちらを観賞してから絵を見た方がよくわかる気がします。

京都文化博物館で11月23日まで開催していますよ。

興味のある方はどうぞ。

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