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2012年7月 7日 (土)

『銀河鉄道の夜』100分de名著。

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を

NHKの番組「100分de名著」で特集していたらしく(2011年12月)

それをまとめた本が出版されていたので読んでいました。

『銀河鉄道の夜』に込められた

宮沢賢治のメッセージを

様々な視点から読み解こうとするこの本は

非常に興味深いものでした。

それは本の中にある言葉からだけではなく

作者が人生においてどういう行動を行ってきたか

そして他の作品からどういう理念を持っていたか引用しながら

本文中のセリフの意味を探ったり

もしも現代に宮沢賢治が生きていたなら

東日本大震災後の日本に何を思い、

そして投げかけていたかまでも推察するというものでした。

本の解釈は人それぞれでいいと思います。

しかしたった一冊の本でこれだけの事が

メッセージとして受け取れるという凄さ。

もう一度、『銀河鉄道の夜』を読みなおしたくなります。

これは音楽だってそうです。

投げかけた作者の意図は尊重されてもいいと思いますが

感じ方は受け取り側は自由です。

しかし受け取る側もアンテナが錆びないようするべきだとも思います。

人の心に訴えかけられる作品とは

多面的な解釈と魅力を持っているものだと思います。

それによっていつまでも新しい発見があり

何度でもその深さに気づかされるのでしょう。

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