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2012年2月 3日 (金)

ポールの追っかけをした話(その2)。

※2002年のHP記事から(その2)。

京都着16時38分、

のぞみが着こうとする少し前からプラットホームが突如慌しくなったのです。

警備の人達が現れました。

携帯などで細かいチェックをしてホームを歩き回り始めました。

僕を含めたファンたちがそれに着いて行きます。

「来る、来る、ポールが来るぞ!!!!」、

きっとそこにいた人達は全員そんな言葉が

頭の中をグルグルと駆け巡ったことでしょう。

もうこの時点でパニック状態です。

警備の人たちに整列を促され、僕等はポールを待ちます。

ゆっくりとのぞみがホームに入ってきました。

「ポ~ル!!ポ~ル!!」、黄色い歓声が渦巻く中、

ヘザー夫人(当時)がまず新幹線から降りてきました。

その後ろからついに!!

Paul02我らがポール・マッカートニー、60歳にして初めての京都訪問です。

そしてこんなに近くでポールを見たのは僕も初めてのことなので

自分でも驚くほど「ポォ~ルゥ~!!!!!」と叫び続けていました(笑)。

ポールはへザーさんと腕を組み、プラットホームを歩き始めました。

ポールは最初、歓声に答えるような雰囲気ではありませんでした。

もしかしたらポール自身も駅で

こんなにたくさんの出迎えがあるとは思わなかったのではないでしょうか?

今回の京都訪問は一応秘密だった訳ですし・・・

Paul03こんなに熱狂的な状態だったとは!!

最初は顔がこわばっていたような気がします。

日本のセキュリティ、関係者、たまたま駅にいた人たち、

そしてずっと待っていた人達で

ごった返した京都駅は騒然となりました。

僕も叫びながらも一生懸命使い捨てカメラのシャッターを押し続けたのです。

ポールはスーツ姿で右手にカバンを持ってまるでサラリーマンのよう(笑)。 

僕はその時なにか持ってるとは思っていましたが

興奮のあまりギターを持っているものと思っていました。

しかしギターは隣で歩いていた関係者の方が持っていたようです。

Paul04暫く歩いてようやくポールも現在の状態をつかめたらしく、

「コンニチハ~」(だったと思う。)と

大きな声で言いながら、手を挙げくれました。

「ポ~ル~!!、ポ~ル~!!」という歓声は収まりません。

その時、僕はポールが好きなのは

「コンニチハ」じゃなく

「オッスー」(ポールは「ス」を「スー」と伸ばす)だろ?

と思いました。

セキュリティの広げた手の下から顔を出しポールの顔を横から見上げるような感じで

勇気を出して「オッスー!!」と言うとポールは「オッスー」と返してくれたのです!!

Paul05_4
その時視線があったのは確かです。


得意の親指を立てたポーズもしてくれました。

興奮状態だったので、多少前後しているかもしれませんが(笑)。

ファンの方ならおわかりでしょ?

ポールがそんな風に自分にしてくれたら・・・

その時の心境はあなたが今思っている気持ちと同じです!! 

ちょうどポールの横あたりにいた僕は

それからも当然ポールを追い続け、シャッターを押したり声を掛けたりしました。

ポールは普通の人たちがのるエレベーターではなく

関係者専用のエレベーターに乗り、プラットホームから脱出しました。 

Paul06


周囲の人たちはポール追いかけようと一斉に改札口へ走っていきました。

ところがエレベーターは一度にポールの関係者全員を運べず

Paul07一陣とニ陣に分かれていました。

そのエレベーターを待つニ陣の中に

今回のバンド・メンバーであるギターのラスティ・アンダーソンさんと

89年からキーボードを担当しているウィックスさんがいるではありませんか。

僕は思い切ってラスティさんとウィックスさんに声を掛けました。

「プリーズ・サイン・O.K.?」・・・二人とも快く応じてくれました。

Paul09

そして向こうから握手しましょうといった感じで手を出してくれました。

僕はこの時ほど英語が出来ない事を悔やんだ事はありませんでした(笑)。

ここでもし英語が出来ていたなら・・・

「ラスティさん、あなたのギター・プレイはワイルドでカッコいいですね。」

「ウィックスさん、今回のシンセのストリングスの音色は素晴らしいですね。

エリナ・リグビーやフール・オン・ザ・ヒルなんてオリジナルと全く一緒ですもんね。」

みたいな・・・多分言うのは出来たと思いますが

とんでもなく速く難しい英語が返ってきたらと思うと、

やはり話し掛ける事は出来ませんでした。

う~ん、無念!!でも二人とも本当にカッコ良く紳士でした。

そして第二陣がエレベーターに乗り

僕は走って下に降りるとプラットホームの時よりもたくさんの人たちが

ポールの乗り込んだ車の近くにありました。

ポールを乗せた車が走り出すと、

みんなは少し追い掛けてポールの乗る後部座席に向かって叫びました。 

当然僕も。

ポールは後ろを向いてお得意の両親指を立てるポーズをしてくれました。

ポールご一行を乗せた車は

京都駅八条口の東側から北に向いて行ってしまいました・・・。

それからの京都での行動は全くわかりませんでした。

次の日の新聞で直行で金閣寺へ行ったとか(それも閉門後貸切状態で)。

ホテルにチェック・インしてから行動すると思っていただけに

さすがにこれはわかりませんでした。

そのうえホテルではなく旅館だったこと、

次の日は観光のスケジュールをキャンセルして

自転車に乗っていたらしい事・・・

どうも御所の周りや新京極を自転車で走ってたらしい等

ファン達の予想を見事に裏切った観光をしていたみたいです。

まぁ、ポールにしてみればその方が気楽に楽しめた事でしょうけど。

16日に京都でポールを見つけられた人は本当に少なかったみたいですね。

そういう意味で言えば京都駅は「大当たり」だったようです。

こうして11月15日、16日のポールの京都訪問は過ぎて行ったのでした。

そして17日、18日のライヴを前に僕は素晴らしい体験をする事が出来ました。

Paul08

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コメント

わかる(>_<)そのファン心理。
ゆうきも去年NE-YOが日本に来た時
大阪公演も行ったけどどうしてもやっぱり
また逢いたいと思ったら新幹線一人で乗って
東京行きました(^-^)またいつ逢えるか
わかんないからと思ったら体が先に動いてました。
そうゆう時幸せですよね。

投稿: ゆうき | 2012年2月 3日 (金) 03時22分

凄いですね、ポールに会えて良かったですね!! 感動が、すごく伝わってきます!!

投稿: ちびまる | 2012年2月 3日 (金) 16時44分

ゆうきさん
凄い!!ゆうきさんも行動派ですね(笑)。
なんかいてもたってもいられなくなってしまいますよね(笑)。
でもそのぐらい憧れの人がいるって僕も幸せだと思います。

投稿: 安田仁 | 2012年2月 4日 (土) 01時02分

ちびまるさん
懐かしい想い出ですね。
あの時は本当に感動しましたよ。

投稿: 安田仁 | 2012年2月 4日 (土) 01時03分

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