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2010年11月 5日 (金)

バンド・オン・ザ・ランの2日目。

今回のマスタリングに関しては

細かい音の違いはこれからたくさんの専門家の先生たちが書くと思うので

僕は『バンド・オン・ザ・ラン』の作品自体の話を書こうと思います。

ポール・マッカートニーにとって『バンド・オン・ザ・ラン』は

ビートルズ以後の最高傑作として位置付けされています。

果たしてそれは本当でしょうか?

もしそうだとしたら何を根拠にそう言っているのでしょうか?

僕個人でビートルズ解散後のポールの楽曲で好きなのは

『メイビー・アイム・アメイズド』、『アナザー・デイ』、『シーズ・マイ・ベイビー』

『幸せのアンサー』、『テイク・イット・アウェー』、『心のラヴ・ソング』

『マイ・ブレイヴ・フェイス』、『オンリー・ママ・ノウズ』・・・

あの『プレス』だって決して嫌いじゃない(笑)。

そりゃ数え切れないほどあります。

ポールは僕の期待を裏切らず

今でもハッとさせられるメロディやコード展開、アレンジを聴かせてくれます。

1曲1曲なら他のアルバムにもイイ曲は当然いっぱいあります。

でもアルバムを通しては?

『バンド・オン・ザ・ラン』が輝くのは

アルバムとしてのまとまりがあるからでしょう。

正直に言うと、好きな曲が収録されていてもビートルズ以後で

聴いている間、緊張感が続かないアルバムもあります。

個人的にアルバムとして好きなモノは

『マッカートニー』、『ラム』、『レッド・ローズ・スピードウェイ』、『バンド・オン・ザ・ラン』

『タッグ・オブ・ウォー』、『パイプス・オブ・ピース』、『プレス・トゥ・プレイ』

『ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード』、

『メモリー・オールモスト・フル』

まぁ、これだけあれば普通のアーティストなら充分すぎるぐらい充分なのですが(笑)

ポール・マッカートニーとなれば許されないのでしょう。

で、この中からアルバムのトータル性として

アイデア、構成力、サウンド、クオリティに一貫性があるもの・・・となれば

『バンド・オン・ザ・ラン』が上位に上がって来る訳です。

ビートルズだって『サージェント・ペパーズ~』が最高傑作と言うと

異論が出てくるアレと同じです。

ジャケットのアイデアもイイ。

アルバムを作りにラゴスへ行った、なんてエピソードもイイ(笑)。

組曲的”バンド・オン・ザ・ラン”、ストレートなロック”ジェット”、

美しいアコースティック”ブルーバード”、ブルージーな”レット・ミーロール・イット”

パーカッシヴな”ミセス・ヴァンデビルト”、隠し味的な”ノー・ワーズ”

そして大作”西暦1985年”・・・

”バンド・オン・ザ・ラン”で始まり”西暦1985年”で終わる、この流れですよ。

あぁ、そういえば今回のリマスター盤を聴いて

”ピカソの遺言”の株が僕の中でグンと上がりました(笑)。

やっと良さが出た感じ。

最近、ポールはライヴで”西暦1985年”をやっているらしいですね。

今のバンドはカッコイイから是非見てみたいなぁ。

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