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2010年3月24日 (水)

結局、僕にとってディランとはなんだったのか?

さて、ディランでのライヴ前後の顛末を

三部作として書いた訳ですが

どうして僕がボブ・ディランにこれほどの熱い思いがあったのか

不思議に思う方も多いかもしれませんね。

それもそのはず、僕のこのディラン熱はまだ3年と言ったところなのです。

実は中学の時に一度ディランのベストを買って

その良さがわからずに挫折した記憶があります。

長くファンをされてライヴをずっと待っていた方たちには申し訳ないのですが、

この熱が上がっているタイミングに来日が決まったので

非常に運命のような”巡り合わせ”を感じたのも事実です。

ディランの音楽と向かい合った3年前と言えば

・・・僕がちょうどソロとして弾き語りを始めた頃。

2007年の2~3月ごろのブログを読み返すと

アコギでのパフォーマンスに対してかなり悩んでいます。

「まだまだ”自分の居場所”を見つけられないでいる今日この頃です。」

自分のポップ・ソングと弾き語りが不釣り合いな気がずっとしていました。

そんな時に助けを求めるように聴いたのがボブ・ディランだったのです。

当然のごとく、最初ディランを聴いた目的は”フォーク・ソング”を知るためでした。

歌詞は?コードは?弾き方は?歌い方は?

「弾き語りとはどうあるべきか。」それを知るために聴き始めたのです。

しかしながら、ディランの音楽は僕に違う言葉をかけてくれたのです。

「それでいいんだよ。」

長くグルっと回って、僕は自分のやっている事に胸を張る事にしました。

それが他人との違いなんだと思うようにしたのです。

ボブ・ディランはボブ・ディラン以外の何者でもない。

他の人に批判されてもディランは自分のしたい事を押し通した。

事実は違うかもしれませんが、僕にはそう感じれたのです。

僕自身が作り上げるコードの多い覚えやすいポップ・ソングで

僕なりの弾き語りを作る事が一番大切。

この”悟り”は僕の音楽生活の中で非常に大きな意味を持つものでした。

先週のライヴは僕がディランに

その時の御礼詣りに行ったと言っても過言ではないでしょう。

巧い奴はいっぱいいる、カッコイイ奴もいっぱいいる。

でも安田仁の曲を最も巧くカッコ良くパフォーマンス出来るのは

自分なんだと言い聞かせてこれからも頑張りたいと思います。

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コメント

おひさしぶりです! 日々のご活躍 嬉しいです!

素晴らしいですね!色々なこと、気づかれて、

確かに、ブルースハープの 吹き方なんかは あのスタイルを 市民化というか、そういうのも あり、みたいにしたのは 「ディラン」もその一人かも、知れないですね!

オリジナルがおもしろいですよね!

私は正反対 コード少ないですよ!とほほほ?happy02

投稿: チャックスです! | 2010年3月24日 (水) 10時43分

そうですね。安田さんの曲は安田さんにしかできません。またディラン(私は詳しくありませんが)という影響を与えられる人との出会いと、それをひきつける要素を持ってた安田さん自身に、自信をもってください。
人と違うことで、私も悩むことがありますが、「人と違う」=「個性」=「自分の強い面」だと思えるように、私も最近なってきました。 これからも自分と対面しながら、自分に自信をもって頑張りましょう。
いつも安田さんの歌う姿に励まされて元気になります♪

投稿: R | 2010年3月24日 (水) 10時50分

こんにちは~ ディランに魅力があるように、安田さんのライブで、歌う姿見ていると励まされます。 そしてお客さんとのコミュニケーションがとれていて、ライブが楽しいですhappy01

投稿: ちびまる | 2010年3月24日 (水) 11時53分

チャックスさん
コードはあくまでも装飾ですから(笑)。
重要なのはやっぱり詞とメロディですよねぇ。
昔、ムッシュかまやつさんが「究極の音楽は1コード」って
おっしゃってましたよ。
ビートルズの「トゥモロウ・ネヴァー・ノウズ」も
Cのワンコードですよね。
まぁ、良い曲ならコードが多くても少なくてもどっちでも
いいんですけどね(笑)。
ディランのブルースハープ、カッコ良かったですよ!!

投稿: 安田仁 | 2010年3月24日 (水) 22時41分

Rさん
ありがとうございます。
お互い、これからも「個性」を大切にしましょう!!
僕の歌が少しでもお役に立てているなら
こんなに嬉しい事はありませんよ。

投稿: 安田仁 | 2010年3月24日 (水) 22時45分

ちびまるさん
いつもライヴ観に来てくださってありがとうございます。
みんなで作り上げるライヴが僕も大好きです。
これからも一緒に素晴らしいライヴを作りましょう。

投稿: 安田仁 | 2010年3月24日 (水) 22時47分

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