« 『ライク・ア・ローリング・ストーン』(Part1) | トップページ | 『ライク・ア・ローリング・ストーン』(Part3) »

2010年3月20日 (土)

『ライク・ア・ローリング・ストーン』(Part2)

19時10分・・・会場のライトが消え

呼び込みのようなイントロダクションが流れました。

日本語で訳すと・・・

”レディース・アンド・ジェントメン、ロックンロールの桂冠詩人に拍手を。

60年代カウンター・カルチャーの希望でフォークとロックをベッドインさせた男。

70年代には化粧を施し、ドラッグの中に身を隠した男

イエスを見つけ再びシーンに回帰し、80年代には過去の人と言われた人

そして、90年代後半から突然活発な運動を始め、

強力な音楽を発表し現在も盛んな活動を続け人

それがみなさん、コロンビア・レコードのアーティスト、ボブ・ディランです”

知らない人のために言っておくと

簡単にしてもこのぐらいの冠が付くアーティストなのです。

暗闇の中でディランがキーボードの前に立ち

この日のオープニング、”Cat's In The Well”が始まりました。

観客は大歓声!!いきなりエンジン全開!!

ディランはキーボードを弾きながらポーズを決めたり踊ったりしている。

歌いながら笑顔、ダンス、ポーズ・・・。

彼の細めた目のおかげで自分を見ているという錯覚を起こさせます(笑)。

歌いながら、指を指す。

それでさえ自分を指差しているように感じるのでした。

ブルースハープ最高!!

ドキュメンタリーや昔のライヴで観たディランはいつも怖い顔して歌っていた。

唯一、そうでなかったのはデビュー寸前の頃だけ。

「ああ、やっと戻れたんだな。」・・・フッとそう思った。

この日の選曲は結構マニアックな曲があったようで・・・

イヤ、もしかしたら僕が知らなかっただけかもしれません。

でも関係なかったです。

ボブ・ディランを目の前2メートル先で観ているという感覚で

興奮は頂点に達し、手拍子に掛け声は大きくなっていくばかりでした。

しかし、少しずつ僕の体調にも限界が・・・

時計を確認したちょうど1時間が経った頃、

エンジンが切れてしまった僕は、ついに軽い吐き気まで・・・。

ヤバいな・・・。

僕は少し気を落ち着けて、しばらくバンドの様子を観る事に集中しました。

でもディランががっかりしなように、彼に笑いかけていました(笑)。

そうして見ていると、ディランとバンドが非常に楽しんでいるのがわかりました。

バンドは、結構間違っていたりしていたのですが

それをみんなでカヴァーしていました。

ディランの歌い出しを待ち、メンバー全員が彼の顔を覗きこんでいました。

誰かの間違いを笑ってもいました。

ディランはよく正面から見えないように間違った時に舌を出していました。

でもこれがバンドだ!!・・・胸が熱くなりました。

曲が終わった後、暗転の中で笑い合っていました。

ディランは本当にバンドが好きなんだという思いがビンビン伝わりました。

そうしているうちに突然知っている曲が!!

”戦争の親玉”、”追憶のハイウェイ61”、

そして”やせっぽちのバラッド”だ!!

Do You, Mister Jones~♪で指を指す。僕はディランを指差しました(笑)。

体調の悪さも吹っ飛び大合唱(苦笑)。

そしてアンコール、本当の狂乱はココ。

ついに”ライク・ア・ローリング・ストーン”が始まる!!

How Does It Feel~♪ How Does It Feel~♪

気分は吐きそう!!気分は最高!!

自分でも訳がわからない状態です(笑)。

もう倒れてもいい、という覚悟で叫び続けました。

”Knockin' On Heaven's Door”

(つづく)

|

« 『ライク・ア・ローリング・ストーン』(Part1) | トップページ | 『ライク・ア・ローリング・ストーン』(Part3) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/150627/47854787

この記事へのトラックバック一覧です: 『ライク・ア・ローリング・ストーン』(Part2):

« 『ライク・ア・ローリング・ストーン』(Part1) | トップページ | 『ライク・ア・ローリング・ストーン』(Part3) »