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2007年3月14日 (水)

スルメのような音楽に愛の手を。

CD依存症の話の続きを・・・。

僕はアナログ(レコード)からCDへと変わっていくのを見ていた世代なんですが

CDの手軽さが音楽を集中して聴く事を少なくしていったと信じています。

音楽の聴き方、という話をよくいろんな方とするのですが

CDプレイヤーで曲をボタンひとつで飛ばせるという行為は便利な反面、

本当に良くないと思います。

というのも、レコード時代では曲を飛ばす行為は本当に面倒なもので

間違えると盤に傷を作ってしまう事もありました。

これは不便な反面、アーティスト側の主張する曲順通り聴いていくという事で

聴き続ける事によって好きになっていくタイプの音楽があるという事なのです。

今は最初に嫌いになってしまうと

その曲はその後、飛ばしてしまう傾向があるように感じます。

要は「噛めば噛むほど味の出る」タイプの曲を根気よく聴いてもらえる土壌が

少なくなっているのではないでしょうか?

それは同時に音楽に対して求めるものが

薄れていくという事にも繋がる気がしてなりません。極論でしょうかね?

リスナーが音楽自体に興味が薄れるというか、

軽く聴くのが当たり前になってしまったら・・・。

僕の考えるアーティストとリスナーの関係は

お互いが向上心を持って音楽性を高める事だと考えます。

アーティストが提供する新しいアイデアに

リスナーは理解しようとすべきだと思うし、

リスナーの求めるポップ性にアーティストはなんらかの理解をしめすべきだと思います。

その関係のバランスが音楽の質を高めるような気がします。

ハハハ、CDの話がすごい所までいってしまいましたね(笑)。

音楽を作っていていつも考えてしまう事なんで、たまに真面目に書いてみました。

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コメント

僕は学生時代をズーッと レコードで過ごした世代だから 思い入れ

はレコードにありますね。

 買ったばかりのレコードに針を落として今から始まるであろう

アーティストとの対話の時間を考えたらわくわくしたものです。

 A 面が終わった後 B面ひっくり返すという作業も真摯に音楽を

聴くという行為においては大事な儀式だったような気がします。

確かにBeatles のSt. Papper's や Abbye Road を

通して聴きたいと長年思って来た世代として CD の登場は

すごく新鮮でした。

しかし、ヒトシ さんの言うようにCDの登場によってAlubum を

通して聴くということよりも好きな曲だけを飛ばし聞きすることが

当たり前のようになり、じっくりとそのアルバムをアーティストの

意図を理解しないままに、しているのが悲しいですね。

音楽すら大量消費の産物と化しまるでそのとき楽しければ1年後忘れさ

られようと関係ない使い捨て状態の今、音楽を聴くのではなくBGM と

して流すだけなんてあまりに悲しすぎます。

 Beatles や Stones の曲の何曲かはきっと半永久的に愛される

とは思うけど・・・


 21世紀になってから10年後20年後になっても良いと思える

曲が何曲残せるだろうか?

投稿: MIcawber Ken | 2007年3月14日 (水) 13時47分

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